2012年4月24日火曜日

コーヒー事典/コーヒーチェリー アイランド☆★


浅煎り
 ライト、シナモン、ミディアムまでの煎り具合。全般に酸味を強く感じることが多く、コーヒーらしい香味はミディアムから現れる。アメリカンコーヒーと呼ばれるものは、浅煎り豆を使用したものです。

⇔ 深煎り
関連項目:ライト シナモン アメリカンコーヒー 焙煎度合い 中煎り

麻袋
 「あさぶくろ」で良いのですが、コーヒー屋は「マタイ」と呼びます。ほとんどの国のコーヒー豆が、大きなこの麻袋に詰められ到着します。国により、70kg、60kg、45kg入ります。何色かの印刷できれいにデザインされたものも見られます。
イタリアン
 イタリアンロースト。イタリアで飲まれるエスプレッソコーヒーの煎り方。コーヒーの煎り方の中で最強のレベルで、炭になる寸前まで煎りこみます。強い苦みが特徴。香りは焦げ臭に近づき、甘さはない。

関連項目:エスプレッソコーヒー 焙煎度合い 深煎り


捨てられた家を改修する方法
釜=焙煎機
 直火式釜、熱風式釜、その中間に併用式釜があります。家庭用の50gぐらいから煎れる焙煎機から、大企業の1000kg釜まであります。一般に直火式釜で焙煎するほうが香りが強いと言われ、当店でも採用しています。また、どんな釜もすばらしい状態のコーヒー豆を作れる最少量と最大量があります。
カルディ
 エチオピアのコーヒー発見伝説の中で、初めてコーヒーを発見したとされる人物。西暦1671年にレバノンの言語学者「ファウスト・ナイロニ」が記した『眠らずの修道院』に登場する。ヤギ飼いのカルディは自分のヤギに起こった異変からコーヒーの効能を発見する。

関連項目:発見伝説

完成重量
 生のコーヒー豆を焙煎する(火にかける)と、豆の中の水分が抜け軽くなります。焙煎度合いが深くなるにつれ、より軽くなります。完成重量はこうして、あるレベルで焙煎した豆の重量です。

関連項目:焙煎 焙煎度合い

生豆
 生の状態のコーヒー豆。このコーヒー豆を精製する過程から、コーヒーチェリーの果肉を取り水洗処理されたものと、果肉をつけたまま天日乾燥されたものとあり、自ずと香味が変わります。

関連事項:コーヒーチェリー 水洗処理 天日乾燥


ここで、iは、スターリングコロラド州に関する情報を見つけることができます
コーヒーメーカー
 家庭用のものと、業務用で使われるコーヒーマシーンと呼ばれるものがあります。どちらも能力などで価格に巾があり、比較的高価なものはそれなりの付加価値があるように思いますが、ハンドドリップを超えるようなものは知りません。

関連項目:ハンドドリップ

コーヒー由来書
 西暦1587年、アラビアのイスラム教徒「アブダル・カディ」が記したコーヒーの歴史、由来、薬効などの知識をまとめた書物。西暦1511年メッカという街の総督『カイル・ベイ』はコーヒーに対して不信感を抱き『コーヒー禁止令』を出す。この事は『メッカ事件』と呼ばれていますが、それが収まった後もコーヒーに対する偏見を持つ人は根強く存在し続けました。アブダル・カディはこの事をうけ、コーヒーの正当性を皆に伝えようと一冊の本を書き出したのです。その本は後にフランスのアラビア語学者『ガーランド』が翻訳、まとめて、西暦1699年、正式に「コーヒー由来書」として伝えられました。

関連項目:シェーク・オマール ラーゼス


での水の沸騰温度は何ですか?
サイフォン
 空気圧を利用してコーヒーを抽出する器具。上下2つに分かれるガラス容器の下の容器に水を入れ、アルコールランプ、業務用ではガス火などで熱するとやがて沸騰し、中の空気が膨張して沸騰した湯に圧力を加え、湯は上部のガラス容器へと移動します。全ての湯が移動したら火を止め、この後上部ガラス容器にサイフォン用に挽いたコーヒー粉を入れ、一、二度かき回します。下部のガラス容器が冷めてくると、上部に移動した湯はコーヒー液となってもとの下部容器に戻りますが、この途中布フィルターで漉され抽出される仕組みです。上部に湯が移動したら一呼吸おき、湯温を下げてからコーヒー粉を投入すると柔らかな味の抽出が出来ます。
シェーク・オマール
 コーヒーの発見伝説の一つ『オマールの伝説』で、西暦1258年コーヒーを始めて発見したとされる人物。モカ(現在のイエメン)の守護聖人「シェーク・スシャデリ」の弟子であるオマールが、山中で小鳥がついばむコーヒーの実を発見した。『オマールの伝説』は、アラビアのイスラム教徒「アブダル・カディ」が西暦1587年に記した、『コーヒー由来書』に載せられている。

関連項目:発見伝説 コーヒー由来書


自家焙煎
 コーヒー豆を販売する店には、焙煎された豆を仕入れ販売している場合と、その店で焙煎している場合とがあり、自家焙煎はその店で焙煎しているということ。
シティ
 焙煎度合い(ローストレベル)を表す言葉で、由来はニューヨークシティにありニューヨークで働くサラリーマンが好んだ味のコーヒーの焙煎度合い。一般的にコクのある豆は十分にコクを引き出せる焙煎度合いで、甘みも感じられる。酸味は豆にもよるがほとんど消え、苦味ははっきりとしてくるので苦みに弱い方には向かない。

関連項目:苦みが弱い方に向かない焙煎度合い 中煎り

シナモン
 シナモン色の焙煎度合い。香りはいわゆるコーヒーの香りと比べ、香ばしさはあるが深みに欠ける。味は一般的に酸味が強調されたもので、コーヒーらしさは少ない。

関連項目:浅煎り

発見伝説
 人が初めてコーヒーを発見した時の正確な記録が残されていない代わりに、コーヒーの発見を題した伝説は数多く残されています。その中でも最も有名なものがモカ(現イエメン)のイスラムの僧が発見したとする『シェーク・オマールの伝説』と、エチオピアのヤギ飼い「カルディ」が発見したとする『眠らずの修道院』で、2大発見伝説とまで言われています。前者は「キリスト教説」、後者は「イスラム教説」とされています。

関連項目:シェーク・オマール カルディ


焙煎
 生豆の状態のコーヒー豆を、専用の器具(焙煎機)で火にかける事を「―する」と言います。
ブン、バンカム(Bun、Bunchum)
 医師ラーゼスが書き記した『医学集成』によると、現在コーヒーの実と呼ばれている種子(コーヒーチェリー)は『ブン(又はバン)』、そしてそれを煮出した汁は『バンカム』と呼ばれていたようです。バンカムはビールのような色で、良い香りにサッパリとした味。ただこの頃は薬用として用いられており、一般的な引用としては(高価であった事もあり)出回らなかったようです。

関連項目:ラーゼス コーヒー由来書 コーヒーチェリー

ラーゼス
 855年生〜922年没。アラビアはペルシャに名医として名を残している。人類で始めてコーヒーを医療に用い、同時に10世紀初頭ペルシャ・インド・ギリシャ・エジプトの医学を総合した『医学集成』において、コーヒーに関する最古の記録を残した。
この記録はアラビアのイスラム教徒「アブダル・カディ」が西暦1587年に記した、『コーヒー由来書』にも載せられている。ラーゼスは前記の医学集成において、コーヒーの種子は当時ブン(又はバン)その煮汁はバンカムと呼ばれ、「刺激的でサッパリとした味。胃に非常に良く、利尿効果もある。」と書き記している。

関連項目:コーヒー由来書 ブン、バンカム



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コーヒーの歴史:コーヒー豆

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クイズ1~10問

14.10世紀アラビア、鳥が赤い実を食べるのを見て、コーヒーの飲用を発見した シェーク・オマールと言う人の職業は? (1)医師 (2)祈祷師 (3) .... 江戸時代(1804年 )日本人初めてのコーヒー飲用体験を書物にした人は誰でしょう? (1)間宮林蔵 (2) 太田 ... read more

コーヒーの歴史 - Wikipedia

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