バイクの排気音、マフラー音が誰よりも大きくでるように改造したり、周囲に聞こえるような大きな音で音楽を聞きながら走ったり、10人から20人程度の集団で走ったりする原因は、ストレスが多くなっていることにあるように思います。
そんな中で自然を見ることも、空を見上げることも、太陽を見ることも、木を見ることも、風を感じることもなかなかできないかもしれません。
実際に、今の子供たちは月を見たことがない子が多いと言います。
最近、夜空を見上げましたか?
風を感じましたか?
太陽の光を全身に浴びましたか?
マンションや住宅地に住んでいると、自然の中で過ごす時間がないのが現状です。
その結果、今の大人たちの娯楽は、ストレス解消へと向ってしまい、絶好の大人の趣味である、"大人の暴走族化現象"へとなってしまっているのです。
なぜ我々は天然資源を節約する必要がありますか?
サーキット場化する道路や農道
〜ストレス解消のつもりが、周囲にストレスを与えている!?〜
20歳前後から年配の人は80歳ぐらいの方もいて、親子でバイクでツーリングをしている方もいると言います。
「意外に、年配の人が多いのには、びっくりするんですよ。ここは、自然豊かで空気も綺麗なんだけど、問題は土日にたくさんくるバイクの騒音・・・。警察に相談しないといけないと思ってるんですよ。」と困った顔をしながら、近所の農園を営むおばあちゃん。
以前、避暑地(ひしょち)として知られるところに行ったときのこと、
「いいで� �ね。こんな景色の綺麗なところに住まわれて!私もこんなところに住みたいです。」と私。
「景色はきれいなんですけどね・・・。土日は、バイクの騒音が凄くて困っているんですよ」と、別荘地のログハウスでパン屋を営む店長。
人々が、反対である理由をロギング道路沿いの民家などに住んでいる人は、バイクの音がうるさくて、引っ越す人も多いといいます。
別荘地など景色が綺麗なところで、特に問題になっているようです。
せっかく別荘地に建てても、いざ住んでみると騒音よる問題で、明け渡す人が後を絶たないようです。
私も道路沿いに住んでいたころ、バイクの音に悩まされ、たまらずに警察に電話しました。
「あの〜、最近、自然豊かで田舎ぐらいしにぴったりと聞いたので、家族で県外から引っ越してきたのですが、土日なるとたくさんのバイクが家の横の農道をものすごいスピード(80km〜120kmくらい)で通り、さらに大きな音で音楽を聞きながら通るバイクも増えていて、夜中まで続き、うるさくて困っています・・・」と私。 「ああ、そこの農道をバイクで通る人は、実は集団で朝日を見に行っているんですよ。こちらも以前から困っているんですよ。取締りを強化しておきますね。」と道路交通課の警察官の人。また以前、不動産屋さんに行く機会があり、
「バイクの音がうるさくて、引越したいんです。子供も怖がって、泣くんですよ。それに排気ガスもすごいので、洗濯物が汚れてしまい、干せない状態なんです。」と話していると、
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「すいません・・・。ぼく、バイク乗っているんですけど・・・」と、バイクに乗って不動産屋さんに来ていた男の人。
その男の人がバイクに乗っていたことは、気にせず話していたので、
「ああ、すいません。気づかなくて・・・。あのぉ〜、早朝5時くらいからバイクに乗っている人は、朝日を見に行っているんでしょ。」と私。
「それもあるかもしれませんが、何度も同じ人が通りませんか?」とバイクに乗って来た男の人。
「ええ、確かに・・・」と私。
「それはですね、バイクの練習をするために何度も何度も同じところを行ったり来たりしているんですよ。特に土日は、車が少ないでしょ。だからなんですよ。」とバイクに 乗って来た男の人。
「ええっ!練習ですか・・・。だから、何度も同じ人が通るんですね・・・。」と私。
そこにいたバイクに乗って来た男の人は、申し訳なさそうに話してくれました。
ただバイクに乗っている人は、道を譲ってあげると、手を下にやりお礼をしてくれたりと、マナーが多い人もたくさんいるのも事実だと思います。
しかし、周囲に迷惑をかけていることもこれもまた事実なのです。
自分のストレス解消や趣味によってバイクに乗る行為が、他人や地球環境に多大な迷惑をかけているということを、実感してほしいものです。
小学校や中学校の義務教育で、「バイクの騒音による迷惑行為」について学ぶ必要がありそうです。
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